千葉にかつてあった居酒屋「浮かむ瀬」。
大根の皮も、山芋の皮も、捨てずに丁寧に処理をして美味しく食べていました。このお店をルーツに持つcuiJineだから果物の皮も出来るだけ捨てずに使います。
でも、レモンだけで4種類ものスムージーをラインナップするcuiJineでは、どうしてもレモンの皮が余ってしまいます。
そこで「浮かむ瀬」にご協力してもらって、生の青唐辛子とレモンの皮を和えた「浮かむ瀬のレモン胡椒」として売り出したところ、プチヒット。気が大きくなって「浮かむ瀬のみかん胡椒」も作ってみました。
ヒントはお祭りのときの縁日でした。今は少なくなりましたが、昔は七味唐辛子をお好みで混ぜて作ってくれる屋台がありました。子どもの頃に何を混ぜるのか見ていたら、乾燥したみかんの皮を混ぜているではないですか。子どもの頭の中では、みかんの皮と唐辛子が結びつかず、驚いたものです。
そんな記憶が商品開発のときにオーバーラップ。そして出来たのが「浮かむ瀬のみかん胡椒」です。
縁日のように乾燥したみかんの皮や唐辛子では、七味唐辛子と変わらなくなってしまいます。そこでレモン胡椒で培ったノウハウを生かして、「生の赤唐辛子」と「生のみかんの皮」を合わせたのが「浮かむ瀬のみかん胡椒」です。
レモン胡椒は、九州で一般的に作られている柚子胡椒をお手本に、皮と青唐辛子を1:1の分量で調合されています。みかん胡椒も最初は同じ分量で調合したのですが、辛さが苦手なメンバーの多い試作チームでは、辛すぎて不評でした。そこで思い切って生の赤唐辛子1に対してみかんの皮を8にしたら、口に入れた瞬間、みかんの香りがふわあっと立ち上って、後からほんのり辛さを感じるいいバランスになったのです。それが「香り豊かな8:1」です。わかりやすいように調合比をそのまま商品名にしました。
でも、どこにも辛党はいます。最初は8:1で楽しんでいた人も、後からもっと辛さを欲しがるようになりました。そこで原点に戻って1:1の調合を復活させたのが「バリバリ辛い1:1」です。そのまま味見をしますとかなり刺激的に感じる辛さも、脂のある食材などと合わせると打ち消して程よい辛さになり、みかんの香りが立ち上ります。
そして、そんな辛さではまだまだビクともしない方向けに新たに開発されたのが「閻魔様もビックリ1:3」。つまり生の赤唐辛子がみかんの皮の3倍も入っています。辛さが苦手な方は絶対にお召し上がりにならないでください。でも、辛いのがお好きな方にはたまらない逸品です。耐え忍んだ辛さの奥に、辛党にしか感じられないみかんの香りがたまりません。
みかんの香りが立つ豆板醤、そんなイメージでお使いになってみてください。
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原材料:みかん、みかん果皮、赤唐辛子、食塩
内容量:40グラム
賞味期限:発送日より3か月以内
保存方法:冷凍保存
みかん胡椒に含まれる塩分により、カチカチに固まることはありません。使いたい分だけをとって、ご自宅でも冷凍保存を。
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